税理士さんに経理関係は依頼していても、
何もしなくて良い、ということにはなりません。
今回は、「初めての確定申告」を通して
これからフリーランスになる人に
確定申告のコツや、「これだけは取っておけ!捨てるでない!!」
というものを紹介していきます。
こんな方におすすめの記事
- これからフリーランスになる人
- 初めて確定申告をする人
- フリーランスの確定申告について知りたい人
フリーランスになったら、経理ソフト導入を!
私はFreeeを使ってます。
見積書や請求書の制作・管理もできるので、めっちゃおすすめ。
とはいえ、フリーランス1年生で初めての帳簿付け。
私は、フリーランス準備の段階で
税理士さんに帳簿付けのアドバイスや相談をさせてもらえるよう、契約をしました。
契約には確定申告処理も含まれてます。
やってきたぜ! 初めての確定申告。
年が明けて、なんとなく初めての確定申告の足音が聞こえてきた頃、
と税理士さんから連絡が!!
ついにきたぜ。
数多のフリーランス、経営者の頭を痛くする確定申告。
かかってこいや~!
てなわけで、まずは税理士さんに言われた書類を準備しました。
確定申告に必要な基本書類
確定申告時期までに、昨年末までの帳簿付けは完了していたので、
税理士さんにまず依頼されたのは、下記の書類たち。
確定申告に必要な書類
- 前職の源泉徴収票(前年分)
- 生命保険料などの控除証明書
- 国民年金の領収書
- 健康保険の領収書
- 事業用の銀行口座の、前年12/31時点の残高の分かる資料
- 経費・開業にあたり購入したものの領収書
私は、健康保険の領収書を一部処分していたので
めっちゃ焦りました…。
前職からの健康保険を任意持続しているのですが、
担当者に連絡をして、支払い証明書を送ってもらいました。
私は、Freeeを税理士さんも見れるようにしていたことと、
わりとこまめに記帳するようにしていたので、
初めての確定申告は、思ったよりスムーズに進んでいきました。
え!これも必要!? その領収書捨てるな危険!
開業1年目フリーランス、初めての確定申告を終えて、
「これは取っておけ!」
と、言っておきたいものを紹介しておきます。
開業時に買ったものの領収書・証明書
開業するときに買ったもの、例えばこういった代表的な物たち。
これらは開業費として計上することができます。
例えば、こんな経費も開業費となります。
開業費として計上できたもの例
- アドビなど業務で使うソフト
- 自社HP制作費
- サーバーやドメイン費
- ポケットwifi費(業務で使うもののみ)
- 開業に伴う広告宣伝費
- 名刺
「これは経費になるのかな?」
というものは、
とりあえず領収書や購入した証明書は取っておきましょう。
後で税理士さんに相談をすればOKです。
光熱費支払いの領収書
私の場合ですが、在宅で仕事をしています。
特にPCやプリンターを使うので、
電気代が会社員時代より多くかかるようになりました…。
が、この電気代は経費として計上しています。
仕事をしている時間にあたる8時間、つまり電気代の1/3を経費として申告しています。
仕事で必要な経費であることが証明できれば、
光熱費も一部経費となります。
領収書は捨てないようにしておきましょう。
賃貸契約書や家賃が分かるもの
確定申告作業にあたり、税理士さんからこんなご指摘が。
賃貸住宅やマンションに住んでいて、
在宅ワークで仕事をしている場合、
どのくらいのスペースを仕事として使っているかを、
家事按分することで、経費にできるんです。
ちなみに、持ち家の場合は固定資産税を一部経費にできるらしいです。
そのため、ご自身の住まいに関する契約書や支払い証明のできるものは
捨てずに取っておきましょう。
【まとめ】初めての確定申告は経理ソフトと税理士さんを味方につけて!
今回は、私の経験をもとに、
フリーランスの初めての確定申告のコツや流れを紹介しました。
そんな感じで、私の初めての確定申告は無事に終わりました。
私は、簿記の知識が全くなく、税についての勉強もしたことがなかったので
開業する段階で、税理士さんと契約しましたが
契約して正解でした!
電子申告もできるようになったとはいえ、
確定申告の準備は、なかなか手間がかかりますし、
毎年変わる税制について、素人ではなかなかついていけません。
確定申告時期になると税理士さんも忙しくなるので、
これから開業される方は、開業するタイミングで税理士さんに相談をしてみることをお勧めします。
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