一つのジャンルしか読まない。そんな成功者はいない。
ぶっちゃけ、
「Amazonや書店の売れ筋上位や、星マークの多さで選びました」
という、ありがちな手法で選んでいません(笑)
自分が読んだときに、
「若いときに、この本に出会いたかった…。」
と思ったものを選んでいます。
いや、発売日が2019年のものとかあるので、
どうにもならんかったりしますが(笑)
仕事で成功したい!と思っているにしても、
仕事で成功している人は自己啓発本やビジネス本だけ読んでいるって人は、ほぼいないと思います。
小説や写真集、さらには古典を読んでいる方もいらっしゃいます。
本は、そこに携わる人たちの知識と努力の結晶。
ぜひ、自分の興味のないジャンルの本も読んでみることを、おすすめします。
人生で一番若いとき(つまり今日)読んでほしい本7選
20代のときに、こうした知識があれば、もっと色々できたかもな。
そんな風に「良い意味で後悔をさせてくれた本」をおすすめしていきたいと思います。
『僕らはそれに抵抗できない』
「いいね!」はユーザーを抵抗不能な「依存症患者」にする。
『僕らはそれに抵抗できない』より抜粋
ビルゲイツやスティーブジョブズをはじめ、
IT界の大物たちは自分の子どもに、
デジタルデバイスを使わせていないことは有名です。
webマーケターである私も、
スマホの使用時間制限を使っていて、
仕事での使用も含めて1日2時間までと決めています。
なぜ、そこまでするのか?
それは、プロだからこそ、
この「依存症」の恐さを知っているからです。
YouTubeやGoogle、SNSにのめり込ませる手法と、
のめり込んで失うものは何か。
「依存症」から脱却したいと思ったら、どうしたら良いのか?
マーケティングやwebマーケティングに携わる人はもちろん、
PCやスマホを持つすべての人に読んでいただきたい一冊です。
こんな人におすすめ
PCやスマホを見ていて、思ったより時間が過ぎていたという経験のある人
『人は、なぜ他人を許せないのか?』
芸能人の不倫や企業の不祥事を、被害者でもないのに、親の仇のように非難する人、
見たことありませんか?
ネット上という匿名の世界で、はびこるこの現象。
なぜ、人はこうした行動に出てしまうのか。
その謎を脳科学から解き明かす一冊。
「誰しもが”正義中毒者”になりうる」
思い当たるふし、ある人、いませんか?
こんな人におすすめ
芸能人や企業の不祥事があると、すぐにYahooやSNSのコメントをチェックしがちな人
『口コミ伝染病』
今の学生さんが生まれたのはだいたい2000年頃~だと思います。
2001年に発売され、
今でも、(株)ガイアックスなどの有名企業のマーケティングセミナーで
おすすめ書籍として紹介される本がこちらです。
時代は変わっても、
人が商品やサービスを購入するまでの心の動きは変わっていないもの。
この本は、社長と社員の掛け合いで進行し、
文字量も少なめでとにかく読みやすい!
内容も「そうだな」と、うなずくものばかりで、
1日で読み終えてしまいました(笑)
今なお、色あせないマーケティングの成功法則。
どんな仕事であっても役に立つ、ビジネスマンにおすすめの本です。
こんな人におすすめ
ニートになる予定がしばらくない人
『ぼけますから、よろしくお願いします。』
「親が認知症になったら」
若い人にとっては、まだ先の可能性のことに感じるかもしれません。
しかし、”もしもそうなったら”を考えてみることが、
”もしもそうなってしまった”時に、非常に役に立ちます。
『ぼけますから、よろしくお願いします。』は、
著者の地元・広島の本屋大賞を受賞した一冊。
著者の母親が認知症になってしまい、
その介護を同じく高齢の父親がすることに。
両親と離れて暮らす著者が、時に葛藤しながらも記録したドキュメンタリー本です。
ほのぼのした出来事もあれば、涙があふれてしまうような記録も。
私は、『ぼけますから、よろしくお願いします。』を読み終えて、
なぜかその足で、実家に久しぶりに帰りました。
こんな人におすすめ
最近、実家に帰っていない人・家族に会っていない人
『先に亡くなる親といい関係を築くためのアドラー心理学』
『ぼけますから、よろしくお願いします。』と同じく、親の介護を通して、著書の介護の考え方が記されている本です。
こちらの本は、心理学の視点による解説がメイン。
いざ、介護をするとなると、当人との接し方、苛立ちからくる自己嫌悪など
「認知症に対する理解」などど言っていられない状況になってしまう可能性が高いと思います。
『先に亡くなる親といい関係を築くためのアドラー心理学』は、
著書がそれぞれ親の介護を通じて、
親との向き合い方、周囲とどう助け合っていけば良いのかを教えてくれます。
こんな人におすすめ
久しぶりに会った親を見て「老けたかな?」と感じた人
『日本が自滅する日』
皆さんは石井紘基さんをご存知ですか?
知らない人も多いかもしれません。
なぜなら、2002年に自宅の前で暗殺をされてしまったから。
学生さんがまだ小さい頃、もしくは生まれる前の出来事になるので、知らなくても無理はありません。
政治家の著書を紹介するのは悩んだのですが、この方は日本で最後の「本物の政治家」だったと思います。若い人も必ず知るべき問題だと思い、紹介させていただきました。
石井紘基さんは、闇に包まれた「特別会計」を徹底的に調べ上げ、日本の管制政治の問題を明るみにした人です。
その当時、調べ上げた資料は段ボール箱70箱以上にものぼったとか。
徹底的に調べ上げた内容を、国会で質問する予定だったその日に、自宅の前で暗殺をされました。
鞄の中に入っていた書類はいまだに見つかっていません。
石井紘基さんは、当時、「このままいけば、日本は2022年に崩壊する」とおっしゃっていました。
1年後、その予想は当たるのでしょうか…。
こんな人におすすめ
日本の政治やコロナ報道に疑問を感じている人
『366日映画の名言』
私、映画はあまり見ないのですが(おいっ
映画のセリフって、ハッとするものや、心つかまれるものがあったりします。
友は近くに、敵はもっと近くに置け
フランシス・フォード・コッポラ監督『ゴッドファーザー PART2』
こんな知的な名言や、前向きになれる名言などなど、366の名言が入っています。
私は言葉選びの参考になるかな、と思って購入しましたが
年を取ると、こういう名言系の本を手に取るのって、少し気恥しかったりするんですよ(笑)
若いときに、こういう本を手に取って、1日1名言眺めてみるのも良いと思います。
こんな人におすすめ
最近、ときめいてないな~って人
【まとめ】本を読むことでビジネスも私生活も視野が広がる!
今回は、20代におすすめの本をご紹介しました。
本を読む、というのは著者の考えや知識をおすそ分けしてもらう行動です。
しかも、「合わないな」と思ったら本を閉じればよいだけ。
とっても優れた媒体です(笑)
コロナの影響で、なかなか外に出れない今、ぜひお気に入りの一冊を見つけてみてはいかがでしょうか。
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