web関連の仕事と比較するとまだ少ないですが、
ライターの仕事もしています。
…そうです。上記の会話で気づいたかもしれませんが、
未経験だったけど、ライティングの依頼をいただくようになりました。有難い!
といっても、
何もせずして仕事をいただけるようになったわけではなく、
会社の肩書がないぶん、自分なりに作戦を立てて準備したわけです(笑)
今回は、ライターの仕事をするためにどんな準備をしたのか、
未経験でもライターの仕事をするためにどうすれば良いのか、をご紹介します。
こんな方におすすめの記事
- ライターになりたい人
- 未経験者だけどライティングの仕事がしたい人
- ライターに興味のある人
ライターの仕事をしようと思ったきっかけ
「書き物で稼げる人は、別次元の人」と思っていた
もともと、
「文章を書くのが好き!」から始まったわけではなく、
自分で言うのもあれですが、
元々文章を書くのは好きじゃないけど、得意だったんだと思います。
いや、あれですよ?プロとして上手いか、ではなく、
一素人として、ってことですよ!?(アワアワ
小学生の頃、文集に掲載されたり、
人権のキャッチコピーが採用されたり。
中・高校生のときも、
本を読まずに紹介文だけ見て書いた読書感想文が表彰されたり(汗)
推薦入試に必須の小論文もなんのその。それで高校合格…。
しかし、当時の私は自分が文章を書くことが上手いと思っておらず、
「書き物で稼げる人は、別次元の人」
と思っており、大して文章を書いて才を磨くということはしていませんでした。
あぁ、もったいない!!!
とっても失礼な転機
そんな私の転機が2つ。
一つは、広告代理店で働き始めたこと。
出版系メインの広告代理店だったため、
忙しいクライアントの代わりに、
パブ原稿を書いたり、カタログに掲載する文章を書くことが結構ありました。
また、プロのライターや編集者と仕事をする中で、
彼らが書いた文章や表現を見ていくことで
自然と「こんな風にしたら、バランス良い文章になる」という感覚が養われたと思います。
もう一つは、
地方に移住したとき、地元の媒体からインタビューを受ける機会がありました。
で、インタビュー原稿が上がってきて、目を通しました…。
…。
え?これ??これ????
端的に言うと、
私が書いた方が良いんじゃね!?
と思いました。
はい、未経験者がごめんなさい!!!!
まずね、私の名前が違うの(笑)
軽く凹んだわ(笑)
なんというか、
自分が伝えたかったことが、この原稿で伝わると思えなかったんですよね。
微妙に内容のニュアンスも違ってるところもあって。
これは、説明の仕方がいかんかったのかなと思ったりもしました。
で、その原稿をほぼ丸まる書き直してしまったんですよ(笑)
今思えば、本当に申し訳ないと思うんですけど。
でも、自分の言葉や思いが、間違って伝わるのは嫌だった。
我慢できなかったんですね。
結果としては、揉めることなく書き直した文章が掲載されました。
そのインタビュー記事、すごく反響があって。
「〇〇の記事見ましたよ。情熱大陸みたいでした!」
っておっしゃってもらったり(笑)
グループ会社の方から、
「あの記事の社員と話したい。おもしろい人だ。」
と会社に連絡が入ったりもしました(苦笑)
これが、「私、未経験だけど、ライターの仕事に挑戦しようかな。」
と、思うきっかけになったわけです。
もしかして、自分は文章を書くことが得意なのかも。好きになれるかも。
そう思ったんです。
ライターの仕事をするためにやったこと
フリーランスになろうか考えだした頃、
すでにライターの仕事も受けていきたいと考えていたので、
その頃から本腰入れて準備を始めました。
ライティングに関する本を読む
王道だけど、一石二鳥のこの方法。
ライターの仕事について書いている本や、
文章を書く上でのコツを書いている本などを読み込みました。
ライターの仕事について知ることができて、
書いているのはもちろんプロ。
一石二鳥です!
私の場合、たくさんのライターに関する本を読むというより
2~3冊の本をしっかり読みこみました。
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ライター未経験・初心者におすすめの本5選
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仕事の中でライティングをする機会を増やす
当時、私は会社でwebマーケターとして働いていました。
ライティングの仕事は、外に発注することが基本でしたが、
ちょっとしたライティングは自分でするようにしていました。
実は、ライターの仕事うんぬんの前から、
HPに掲載する文章やキャッチコピー、パンフレットの文章などを
ちょこちょこ自分で書いていました。
予算や時間がない案件のときは、そうしていたのですが、
フリーランスになったら、ライターの仕事をやるぞ!
と決めてからは、できる限り、自分で書けるものは書くようにしていました。
ブログやSNSはコンテンツ、キャッチのヒントに
もともとがwebマーケターなので、
webライティングの仕事依頼があるだろうな、と想定していたので
ネット上の文章も色々見るようにしていました。
HPに掲載している文章はプロのライターが書いている場合も多いです。
ブログやSNSは、日本語として「?」なところや、
誤字脱字もどうしてもあるものだと思いますが、
記事の着眼点は非常に参考になります。
SNSは、
限られた文字数やスペースでいかに相手に伝えるか、の勉強にもなります。
SNSで人気の方は、
簡潔に分かりやすく伝えることが上手な方が多い印象です。
とにかくプロの文章にふれる
書籍、カタログ、広告、チラシ、ウェブ…などなど。
とにかく、あらゆる文章にふれるよう意識しました。
いつもはチラ見もせずに捨てる、ポスティングチラシも、
捨てる前に、コピーや文章を確認してみたり
好きな文章、好きなライターさん、作家さんを見つけると
なぜ、好きなのかを考えてみたり。
結構楽しいですよ。
【結果】未経験でも仕事がもらえた!
そんな感じで、ライターの仕事について勉強をし、
会社を辞めてフリーランスに。
ライターとしては全くの未経験。
そのため、「これが私の実績です」と言えるものはなし。
ですが、すぐに仕事の依頼はいただけました!
というのが、フリーランスになったご挨拶まわりのときに
「未経験ですが、ライターの仕事もお受けします」
と話していたから。
依頼してくれた理由は意外なものでした。
その理由を書いた記事はこちら▼▼
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【経験談】未経験からライターの仕事をするようになるまで-依頼獲得編-
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未経験でも、ライターの仕事を受けることはできます。
ですが、当然、そのための努力は必要ですし、今も勉強の日々です。
ですが、やってみる価値はある仕事だと思うので、
ぜひチャレンジしてみてください。
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インタビュー取材を成功させるやり方-準備編-【未経験・初心者向け】
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