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ポートフォリオとは?
作品集。
デザイナーさんであれば自分がデザインした作品一覧のこと。
カメラマンさんであれば自分が撮影した作品一覧。
営業資料であり、自分の力量を伝えるもの。
フリーランスのwebマーケターにとっても、
ポートフォリオは大事です!
実際、フリーランスのwebマーケターは
自分のポートフォリオを大抵持っています。
しかし、デザインや写真のポートフォリオと違い、
難しくとらえられがちですし、数字ばっかりで分かりにくく思われることもあります。
そこで、
フリーランスの営業に欠かせない、
「仕事につながるポートフォリオ」を作るコツを伝授します。
こんな方におすすめの記事
- 仕事につながるポートフォリオをつくりたい人
- 他のフリーランスwebマーケターと差別化をしたい人
自分の強み・PRしたいポイントの整理
これは、
「未経験からwebマーケターになるためにすること」という記事でも書きましたが、
相手に「この人に頼んでみようかな」と思ってもらうには
「私に頼むと、こんな良いことがありますよ」
と、メリットを示すことが必要です。
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未経験でwebマーケターになる方法【経験談】
続きを見る
ある程度、実績を積んで、
人脈もできてくると、相手側が
「この人に頼むとこんな良いことがあるな」
と、思うようになってくれて、
ぽんぽんと仕事につながっていくのですが
そうでない場合は、自分の強みを分かりやすく示すことが必要となります。
-自分がやる業務内容
-強み・弱み
-競合他社の取り組みと強み・弱み
-競合他社との差別化をどこでするか
こうしたことを一旦、整理してみましょう。
自分の連絡先を書いておく
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これは、フリーランスのwebマーケターだけではなく、
フリーランスのデザイナーさんやカメラマンさんのポートフォリオには、
連絡先がないことがよくあります。
この場合、
営業相手(私)はフリーランスなので支障はあまりないのですが、
相手が企業、特に広告会社であれば、絶対に連絡先は入れた方が良い!
というのが、
広告会社は営業担当者ごとに
担当クライアントが決まっていて、
どのクリエイターに発注するかも営業担当者が決めていることが多いです。
特に中小の広告会社。
広告会社内では、
「こんなことできる会社やクリエイター、知らない?」
という会話が日常的に飛び交っています。
そういった中で、
ポートフォリオ内に連絡先があると
「この会社(クリエイター)はどう?ポートフォリオに連絡先もあるから。」
と一言いえばOK。
そう、
紹介につながりやすいのです。
広告会社の担当者は忙しいので、
いちいち新規取引先をネットで調べて…
ということは、ほとんどしないです。
社内で聞いてみたけど、該当する取引先がいない場合に、
新規取引先を探します。
よほどの差がなければ、
頼みやすい会社や人材に仕事が流れていきます。
連絡先一つで仕事につながりやすいので、
ぜひ入れておくことをおススメします。
自分のキャリア(経歴)も書いておく
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実績だけではなく、
所属していた企業や業種、
持っている資格や学んだ学問も役に立つことがあります。
私の例ですが、
勤めていた企業名を書いていたことで
依頼をいただいたことがあります。
「〇〇社に勤めていたなら、この分野は良く知っていらっしゃると思って。」
といった具合です。
-携わったプロジェクト
-勤めていた会社名や業種
-学んだ学問、資格(例:英文科卒で英語が話せる、とか)
こうしたことを整理して、
経歴でも自分の強みを発揮できないか考えてみましょう。
成果数値だけじゃなく、成果が出るまでのストーリーを。
webマーケターや、
webマーケティング会社にありがちなのが、
「ECサイトCV4倍にアップ!」
「HP集客で成約数〇件獲得!」
といった数値を示して、実績をPRするというもの。
これはこれで大事ですし、間違っていないです。
ただ、これを言われても、
「で?」
という気持ちになるのは私だけでしょうか…。
なんとなくすごいんだろうな~と思うものの、
ピンとこないのです。
出した成果だけではなく、
なぜ成果地点をそこにしたのか、
達成するまでのプロセスはどうだったのか。
こうしたストーリーを相手は知りたいわけです。
それを伝えることで、
その人の仕事へのスタンスも分かりますし、
実績に対して、説得力が出てきます。
採用面接と同じですね。
そこに至るまでの失敗や成功の過程を知りたいわけです。
-クライアントが抱えていた課題
-それに対してどんな提案をして、どんな目標を設定したか
-その目標を達成するために、どういったことをしたか
-どういった成果を残したか
-成果を出したことで新たな展開があったかorクライアントからの声など
数値の羅列ではなく、
1つの実績を深堀して話す方が
相手の印象にも残りやすいものです。
こういったことを、
ポートフォリオで分かりやすく示すことができないか、
検討してみましょう。
必要に応じて見直す。
ポートフォリオの内容は、
営業先や自分の実績に応じて、都度見直していきましょう。
例えば、
HP制作ディレクターを探している企業に対して、
Web広告の実績しか掲載していないポートフォリオだと
あまり意味はないですよね。
相手が知りたいことを考えたり、聞いたりして
それを提供できるように準備をしておきましょう。
また、ある程度実績を積んだら、
ポートフォリオに掲載する内容を見直しましょう。
掲載している内容が、時代のニーズに合わなくなったり
仕事のレベルが上がって、PR材料になる実績ができたら
ポートフォリオも見直すタイミングです。
ちなみに、私はフリーランスになって
もうすぐ10カ月ですが、初期のポートフォリオを見直しました。
フリーランスになって実績が増えたためです。
いざというときに役立つものなので、常に万全の状態にしておきましょう。
まずはポートフォリオを作ってみよう
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ポートフォリオを見た取引先から、
「こんなことできない?」
など聞かれたら、それはポートフォリオを見直すチャンスでもあります。
仕事の依頼をしたくなるポートフォリオを
ぜひ、作ってみてください。
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